さて、今回も行ってまいりました。
ゆりあらすのオフ会です。
九州人や愛知人にとって東京は遠いですが、京都なら比較的近い感覚もあることから「そのうち京都行きたいねー」と女性陣で去年からずっと話していたのですな。
どうせならみんなで集まろうぜということで、天下の三連休にどどんと日程を合わせて行って来ましたよ。
しかし前日まで全く旅行の準備をしていなかったカズナ。
夜になってから荷造りするものの、一応主婦なので荷造りだけじゃ済みません。
あれもやっておかなければ、これもやっておかなければーと片付けることが多くて、しかも「撮り溜めしてたビデオを消化してからじゃないと外出できぬ」と夜中から見だす始末。
いや、持ってくお菓子を作ってたし。
アイロンがけもしないといけないとか、家事が忙しかったんです。家事が。
何だかんだで寝たのが三時半。
寝る時間四時間もないじゃん……____●_
■11月22日(土)午前
心配された寝すごしはなく、京都につくまでは順調な出だしであります。
しかし新幹線の中でゆうさんとメールをしていてはたと気づく。
あれ、集合場所決めてないじゃん?
というわけで、ゆうさんがいるらしい「京都タワー側でアトムが目印にあるところ」となり、早速ほかの人々にも連絡っす。
しかし京都駅が新しくなってからぱったりと京都旅行に行っていないカズナ。
新幹線から降りてすぐ思ったことは、「京都タワーがある側ってどっちやねん」という致命的な情報不足。
駅の隅っこに寄って京都タワーが確認できるかなとふらふら歩いていたのですが、どうやらこっち側からはタワーは欠片も見えないらしい。
もしや反対側か。( ̄◇ ̄;)
何だか集合場所に遅れそうなので、とりあえずゆうさんに電話をしてみる。
(=^・ェ・^=)】「あ、カズナさん。他の人はもうみんな集まってますよー」
【( ̄◇ ̄;)「すみません。ここはドコデスカ……」
と構内地図を見ながら、集合場所の正式名称を聞いて再出発。
あれ、去年もこんな感じで誰かがしょっぱなからさ迷ってませんでしたか? ( ̄◇ ̄)モフーン
ほどなくすると目印の鉄腕アトムのオブジェを見つけました。東京駅みたいにアホなほど広くなくて助かった。
しかし、そこには誰もいない。
そんなバカなと思いつつ、もう一度確認してみる。
やっぱりいない。
ありー? とウロウロしつつ、ゆうさんにもう一度電話してみたのですが気づかないのか出てくれません(涙)
じゃあ、とのすけさんに電話してみると、目の前のアトムの他にもう一つ向こう側にも同じアトムがいることに気づきました。
なんと、アトムは二つあったとは。
結局一人遅れてきたカズナ。すでに集まっているじゅんのすけさん、寺さん、ゆうさんに一年ぶりのご挨拶っす。
(´x`)「後姿を見かけたんですが、自信なかったんで声かけませんでした」
Σ( ̄◇ ̄)。o0(呼び止めろよ!)
そういえばのすけさんとは同じ新幹線だったのだ。ホームで待っていればよかった……。
今回は全員で五人の参加ですが、京都人の雨杜さんは午前中に授業が入っているため午後からの参加となります。
みんな全く変わっていないので、一年ぶりというのも何だか変な感じもしましたが。
それにしても紅葉の時期、しかも三連休の京都は本当に人が多い。
まだ十時前なのに、バスターミナルはえらい混雑です。基本外出は人が少ない平日なカズナは、すでに気圧されております。
ぎゅうぎゅうのバスでまずは南禅寺へ。
ここはカズナのリクエストでありますな。京都に行ったら、必ずここの三門に登って景色を眺めながら休憩するというのがマイ法則です。
バスの中でも、バスを降りてからも地図を綿密にチェックして南禅寺への行き方を確認するゆうさんとのすけさん。
二人が立ち止まって相談している間も、寺さんとカズナは前を行く観光客の後をふらふらついて先へ歩いてゆきます。
ふと後ろを振り返り
( ̄◇ ̄)「大丈夫だよ、どうせみんな行くところは同じだって」
|`)「ですよねえ」
という人任せあぽーん二人組み。
いや、だってそのバス停で降りるってことは必然的に目的地同じになるかなと。
(;´x`)【地図】(=^・ェ・^;=)←真剣なので聞こえてない
何だかんだで進んでゆくと、寺らしき場所に入りました。でも何か印象が色々違うけど?
しかも境内に入るのは無料だったはずなのに、入場料とってるYO! がっでむ。
何かおかしい、こりゃおかしいと地図で確認すると隣の永観堂にいたのでした。そら違うはずだ。
今度こそは南禅寺へ。
予想以上に紅葉が綺麗です。ま、よくいって色づきは七分くらいですけど。
早速三門に登ります。上から見ると更に綺麗な紅葉。
そして壁際に背中をつけるようにして移動する、名物「くのいち・ゆう」の姿が。いやあ、癒されます。
もうちょっと前に出た方が景色がよく見えるよー、と背中を軽く押したら叫んでました。( ̄◇ ̄*)イヒ
その後、明治中期に造った水道橋を見て、どんどん上に行くと白無垢を着たお嫁さんを発見。
おお、寺で結婚式ってやるのか!
ほええと眺めていると、前方から何やら目を引く人が小走りで近づいてきます。
イケメン坊さんだーっ!
Σ( ̄◇ ̄*)Σ(=^・ェ・^*=)
いやはや。この場に雨杜さんがいなかったのがすごく残念です。
坊主頭にしても、イケメンはやっぱ目立つということですな(笑)
南禅寺をゆっくり堪能していたらすぐお昼の時間になってしまいました。ここは湯豆腐が有名ですが、どこもものすごく高そうか、長蛇の列でうんざりさせられるかのどっちか。
どうすべーと歩いているうちに国際会館の前を通りかかり、そこのレストランでランチを食べることにしました。
しかし、ここもすでに人がそれなりに並んでいる。しかも待ち時間なげー。
京都に来て何でフランス料理食ってんだとは思いましたが、まあ美味しかったから良しとしましょう。
量がとても少なかったですけどね。
パンのおかわり頼もうかなと思ったくらい。カズナが少ないと思ったのですから、他の方々はもっと足りなかったのではないかと思われます。
待っている間、携帯をいじっているついでにゆうさんが栗田さんの写真を見せてくれました。今回は残念ながら仕事が忙しくて参加できなかった人です。
というか、他の人はもう実際会ったことがあるんですよね。知らないのはカズナだけです。
何やら予想外にいい人そうな写真にびっくりするカズナ。なんだ、この必要以上に満面な笑顔は(笑)
え、いや、元からいい人だとは思ってますよ。
でもチャットでは一番常識のありそうな会話をする方なので、もっと生真面目ちっくな雰囲気なのかなーと思ってたんです。
(=^・ェ・^=)「明るい人で、とにかくずっと喋っている人でした」
だそうです。
いやあ、人ってチャットだけでは情報が足りませんね。HAHAHA
道はすでに渋滞しているし、ここから駅が近いということで電車で嵐山に移動することに。
ちなみにカズナはグループ内にナビゲーターがいる場合、さっぱり自分で考えて行動することをしません(マテ)
東京のとき同様、のすけさんの後をみんながピヨピヨついて行くのでした。
■11月22日(土)午後
途中で路面電車に乗り換え、第二の目的地「嵐山」にやって来ました。
そういやいつもバスで来てたから駅は初めて見るのかもしれない。
ここはコロッケやらクレープやら店頭で売っているところが多く、食べ歩きにはいいところかもしれません。というわけで、早速コロッケを食べる一同。
やっぱお昼ご飯が足りなかったのでしょう(笑)
お土産屋さんに入ると、世界一辛い一味というものを売っていました。その名も「舞妓はんひーひー」。
…………いや、まあネーミングセンスはとりあえず置いといて。
世界一辛いってどんなんよ、と当然興味津々のカズナ。
試食用の容器を掴み、
寺さんを呼んで彼に食べさせてみた。
|`)「……確かに辛い」
( ̄◇ ̄)。o0(反応が薄くてよく分からない)
ということで、
続いて近くに現れたのすけさんにも食べさせてみた。
(´x`)「……これは辛いです」
( ̄◇ ̄)。o0(くそ、こっちもか)
カズナが期待したオーバーアクションはどちらからも出ません。これは逆に、本当に辛いという証拠なのか?
でも面白そうだったので、ダンナのお土産に一つ買いました。
家に帰ってからちょっと使ってみたら、確かに洒落にならんくらい辛かったです。がふっ。
それにしても嵐山は南禅寺より更に人が多い。例えていうなら、夏の花火会場のごとく人が密集して数珠繋ぎに歩いている。本来は違うと思うのですが、人間が多過ぎて道が歩行者天国になってますから。
交差点は常におまわりさんが交通整理しています。
ここで雨杜さんと待ち合わせなのですが、道が渋滞しているのでなかなか彼女が乗ったバスが到着しない。待てども現れる様子がありません。
疲れて縁石ブロックに座り込んでいると、ようやく雨杜さんがやって来ました。
( ̄^ ̄)「遅れましたー」
おお、ミニスカートはいてるぜ。さすが現役女子大生、若いのう。
その後向かったのは「天龍寺」。
のすけさんお勧めの「嵐山の竹林」もターゲットの一つです。
途中二手に道が分かれていましたが、「竹林」と案内に書いてある方を迷わず選択。
しかし
しかし
しかし
どれだけ歩いても竹など一本も現れない。
というか、どんどん山を登ってるだけで先が見えないんですが。本当にこの道でいいのか。ちゅーか、天龍寺どこ。
さすがに変だと思い雨杜さんが地図チェック。
( ̄^ ̄;)「あれ、なんか反対方向に歩いてるみたい」
全員「なーにーっ!」
しかしここまで登山したのに引き返すのか。それも悔しい。
というわけで大回りでぐるっと一周するコースを踏破することに決定。まあ旅なんてこんなもんですよ。
歩いて歩いて歩きまくるとようやく看板案内にあった竹林が姿を現しました。
こりゃ確かにすげー。
とっても綺麗です。どうやったらこんな芸術的に生えるんですかね、ほええ。
登るのは大変でしたが、この竹林だったらまた来てもいいかなーと思いました。
坂を下り目的の天龍寺に着くと、カズナのデジカメに異変が。
Σ( ̄◇ ̄;)「でっ、電池が残りあと一本に!」
まだ全然充電あると思ったのに、なんという誤算。しかも初日じゃねーかよ。
( ̄^ ̄)「充電持ってきてないんですか?」
( ̄◇ ̄;)「去年は持ってきてたんだけど、使わなかったから今回は持ってこなかったんだよう」
( ̄^ ̄)「そういや私たち三人のデジカメ、みんな同じやつですね」
と言うので、よくよく見ると女性三人のデジカメは偶然にも商品名が同じものを使っていました。
(=^・ェ・^=)「私は充電器持って来てますけど……」
( ̄^ ̄)「うちで充電できるならいいけど……」
と三人一斉にデジカメの電池パックを出してみせる。
全員電池の大きさが違った。_| ̄|●|||
買った時期がばらばらなので、品番が違うと付属品も違うよう。おにょれ、ころころ変えやがってメーカーめ!
結果、ここから先はデジカメ撮影は極力抑えて携帯撮影を時折混ぜるというスタイルに変更しました。しくしく。
初めの予定では別の場所でライトアップされた紅葉を見る予定だったと思うのですが、色々予定が押したせいでもうすでに日が落ちかけています。
そのままここで夜も見りゃいいじゃんと思っていたところ、ここはライトアップ装置がないことに途中で気づいて退出。
駅に向かうと、元来た道の途中にあった「宝厳院」で夜間拝観をしているという宣伝を見つけました。
はい、また戻りましょう……。
■11月22日(土)夜
すでに長蛇の列ができている宝厳院。それにしても寒い、日が落ちたら洒落にならないくらい京都は寒い。
まあ嵐山という山の中で、しかも川岸だったからというのもあるのでしょう。
手袋は持ってくるのどうしようかなーと思ったんですが、すぐ街中に行くだろうしポケットに手を突っ込んでりゃいいやと楽観視して持ってこなかったんですね。
でもここの寒さは芯から冷えるというか。
愛知の「寒さ」とは気温は大して下がりませんが、強風が吹くので体感温度がとても低く感じられるというものなんですな。
だから風を通さない服でさえあれば、ある程度はカバーできるのであります。
京都の冬は凍る。まじ凍る。
あんまり寒いのでフード被って頭を保護。
ちなみに「エスキモー」と言い出したのは雨杜さんです。
カズナが自分からネタになってしまうことを口走るわけないじゃないですか。
長いこと待たされてやっと入ったのですが、残念ながら紅葉は五分といったところ。まあ場所によっては綺麗でしたけれども、中でも人がごったがえしていて超満員の水族館にいるような気分でした。
次の場所が見たいけど、全然列が進まない……。(つ◇ ̄)
その後街中に戻り、晩御飯を食べることに。
美味そうなトンカツ屋さんがあったのでそこにしたのですが、何だか基本ぐらさんを食べるのがゆりあらすの法則な気がします。
ゆりあらすのみんなはぐらさんでできているのだ。
男性二人はトンカツ茶漬けという気になるものを、カズナはヒレカツ定食を、ゆうさんと雨杜さんはローストンカツとカキフライの定食を注文しました。
京都の店だなあと思ったのは、テーブルに用意されていた三種類の漬物が食べ放題なこと。
水と一緒に持ってこられた小皿に自分で好きなだけ盛って食べることができるのです。ええと、野沢菜と大根の浅漬けっぽいのと、大きな梅干です。梅干美味しかったにょー。
案の定ご飯は量が多くて最後はあっぷあっぷしながら食べましたが、何とかカズナは肉とご飯は詰め込みました。おなかはちきれそうです。
ゆうさんと雨杜さんはトンカツまるっと一枚にカキフライがプラスαであったので、とても大変そうでした。でも全部食べきった雨杜さんはやはり漢だと思います。尊敬します。Σ( ̄^ ̄;)
その後京都駅に戻り、男性陣と別れ初日の宿、雨杜さんちへ移動。
雨杜さんがいいよと言ってくれたので、一日目は夜も長々とお喋りするためにお泊りするのでーす。
バスがちょうど出たばかりでしたので、タクシーで向かうことにしました。
しかしこのタクシー、えらい勢いで走ります。
夜で道が空いていたとはいえ、身体が前に後ろにぶんぶん振られるこのGは一体(汗)
不審に思ってスピードメーターを覗くと、四十キロ制限の道を七十五キロで走ってました。
こんなんでいいのか、客商売って安全第一なのでは? ( ̄◇ ̄;)
雨杜さんの住まいは確か女性専用マンションでしたかね。
入り口はセコムが付いていて、管理人さんも常駐しているセキュリティの高さであります。
コンビニに用があるから一人で行ってくるという雨杜さんを引きとめ、カズナ達も荷物を置いてすぐ一緒に出かけました。夜中に一人で出歩くのはあかんっすよ、いやまじで。
戻ってからは雨杜さんのお母さん自家製の梅酒をいただきながら、寝るまでだべりながらタロットカード占いをしておりました。
占った内容は、まあ色々。
所詮はカズナの適当占いですから、何を言われてもあまり気にしないでください。
ヘ( ̄◇ ̄)ノ「インスピレーションが全て!」
だって言った本人もすぐ内容忘れちゃうんだもん(え)
ちなみに、すぐ内容を忘れてしまうという同じ理由で自分のことは占いません。覚えてないんだから占うだけ意味ないのよ……ふ。
というわけで初日はこんなところで終了ー。
ああ、長い。
原稿換算二十五枚も書いてますよ。翌日分はどんだけ書くことになるやら……。( ̄◇ ̄;)